[青学の柱]
手塚を語るにあたって、欠かせないキーワードの1つです。
この言葉は元々、手塚が1年のときに、怪しいグラサンのマフィア3年の大和部長に言われた
「手塚君、君には青学テニス部の柱になってもらいますよ」
から来た言葉。
部を支え、青学を全国へ導く存在。それが『青学の柱』なのです。
実際、手塚は全国でもトップクラスの力を持っており、名実共に青学の柱になります(ついでにいつの間にかドッとフケていました)。
そして手塚は3年になったら部長を務めることになります。各部員のポテンシャルも上昇し、新戦力の越前も加わった今年、手塚にとっては中学最後の大会、彼はこれに万全の体制で挑むことができるように見えましたが・・・・・・
関東大会初戦、氷帝との試合中、手塚は腕を痛めてしまい、治療のため九州(アニメ版ではドイツ)に行ってしまうのです。
青学は手塚抜きで、残りの関東大会を戦っていくことになってしまいます。
しかし、まるでこうなる事を知っていたかのように、手塚は関東大会前に行動を起こしてました。突然越前を呼び出し、試合をする手塚。そして試合後(結果は手塚の圧勝)、手塚の口からあの言葉が・・・
「越前、青学の柱になれ」
実際この出来事が、普段クールな越前のハートに火をつけ、この後越前は飛躍的な成長をとげることになります。
こうして青学の柱を継承した(?)越前は、昨年全国制覇した立海大付属中戦で皇帝 真田を倒し、見事に『青学の柱』として部を支えたのです。
ちなみにその頃手塚は九州(ドイツ)でリハビリ中。たまに連絡してきたかと思えば、
「油断せずに行こう」
という1行ポッキリのメールで、部員にエールを送ります。ってかこんな一言メール、嫌がらせと大差ないのでは・・・・・・
部員のみんなは大騒ぎで喜びます。こんなメール(失礼)で部員の士気を高めるとは、やはり手塚はタダ者ではありません!!
もし越前がみんなに、
「まだまだだね」
って一言メールを送ってきたり、桃城が
「どーん」
とか送ってきたら、みんな怒るに決まってます。さすが手塚!!
・・・おっといけない! 話題が青学の柱からズレてしまった^^;
そんじゃ最後に、『惨禍的手塚名シーン集』からこのお話を
<以下、アニメ版クライマックス>
治療を終えドイツから帰ってきた手塚と、アメリカに留学することになった越前の最終決戦。この最終話で、テニスの王子様の大きなテーマの1つ、『青学の柱』についての答えが出ます。
まぁ試合内容は、手塚ゾーンを発動するたび地面がめくれ上がり、越前のスマッシュで竜巻が発生したり、挙句の果てにはラケットで直接相手に殴りかかったりと、爆笑必至の珍試合だったんですが・・・・・・
惨禍は正直驚きました、まさかラストにこんな感動を持ってくるなんて・・・!!!
「越前・・・・・・、俺の負けだ」
「・・・部長」
「みんな1人ひとりの中に、越前・・・お前がいる」
そして全国1億2千万人の視聴者にトドメを刺すあのセリフが・・・・・・
「たとえドコにいても、お前は青学の柱だ」
・・・・・・かっけ〜〜〜ぇぇっ!! 手塚かっこ良すぎだよ〜〜〜〜ぉぉぉっ!!!
こうしてアニメ版テニスの王子様は、まさしく『終わり良ければ全て良し』で幕を閉じたのでした・・・
ありがとう手塚!! 夢と感動と笑いをありがとう!!!
でもね、最終回で惨禍の一番好きなシーンは・・・
跡部様の「俺様と共に、全国へついて来なっ!!」なんだ・・・・・・結局こんなオチかよ
>戻る
|